在学生の声

石原 秀一(いしはら しゅういち)

石原秀一
入学年
2023年(令和5年)
出身大学
中央大学法学部
所属クラスター
地球共生クラスター

学部時代に国際法を学んでいた私は、国際情勢の適切な把握にあたり、政治学的知見の不足に問題意識を抱えていました。ドイツ留学の際、文系学生も多く大学院進学を志している世界に触れ、政治学や経済学的な視野を広げるチャンスではと興味を持ちました。公務員など実務家を目指していたこともあり、専門性を深めるとともに実践的な学びができるとの誘い文句に魅せられ、公共政策大学院の門を叩きました。

そんな漠然とした理由での進学でしたが非常に充実した学生生活を送れています。実際に入学してみると、京大公共政策大学院の強みは「少人数」と「自主活動」の2点にあると感じます。一学年の人数は義務教育での1クラス分ほどで、濃密な人間関係が形成されており、自由闊達な議論が生まれる土壌となっています。盛り上がりすぎて夜を徹した議論に発展することも珍しくはありません。また多様な興味関心に基づく自主活動も組織されています。大学院公認の活動として、予算も付く充実ぶりで、やる気さえあれば分野を問わず様々なことに挑戦できる環境が整備されています。

学生生活にこうあるべきという正解はありません。今後入学される方も、自分の目的意識に従い、豊富なリソースを最大限活用して、オリジナルな大学院生活を楽しんでいただければと思います。 私も課題山積の日本や国際社会に寄与できる人材になれるよう、京大公共政策大学院の環境をうまく使いながら、研鑽を重ねていきたいと思っています。